求められる情報収集力

今どきの税理士として求められる資質についてお話ししたいと思います。

現在活躍されている税理士の一部の人たちに聞き込みを行った結果であること、更に一般的に社会人として要求される資質は除いています。

結果として挙げられたのが、知的好奇心が旺盛であること、変化に対する順応性があること、という2点が目立ったところと言えそうです。いずれもなるほどと思わせる結果でした。そこでそれぞれについて、もう少し説明を加えたいと思います。

最初の知的好奇心旺盛は、昔と比較して税理士の守備範囲が著しく拡大してきていることを考え合わせると、当然なのかもしれません。以前であれば、無償独占業務と言われるような「税務代理業務」「税務書類の作成業務」「税務相談業務」に精通し、地道にこなしていけばそれなりに利益も上がっていたことを考えると、現代の税理士は周りの経済環境の変化や平成14年の税理士法改正施行に伴う大きな流れの変化が生じた事を考えておかなくてはいけません。

まず挙げたいのが税理士業界でも、一般企業並みに競争原理が働くようになってきたことです。インターネット普及で顧客は容易に情報収集が可能となった事で契約先を比較検討できるために、差別化できるような特異性を持たせたり、付加価値を増すため税務相談に限らず広く経営への的確なアドバイスも求められ事もあるでしょう。

そのためにも常日頃から経済環境や業務効率化あるいは新規事業展開に役立つような情報等考えればきりがないほどの情報収集が問われます。聞かれた時にある程度こたえられる程度の知識が求められます。

また税理士法人と言われる大規模事務所が先の改正で設立が可能になったことも競争に拍車をかけているでしょう。とにかく他事務所にない特色を持たせていかないと現代の税理士は務まらないといってもいいかもしれません。

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