税務相談にも多様性が求められる

現代の税理士に求められることは、と聞かれて返ってくる答えを想像してみましょう。昔なら正確な税務処理ができることという答えがすぐ返ってきそうです。ところが現代はどうもそれだけではダメ、と思えてなりません。なぜかと言えば、現代は税理士業もご多分に漏れず競争が激しくなってきており、税務処理ができるのはどこも同じ、他に何か無いのと言われそうだからです。他に何か、と考えた時まず思い浮かぶのが好奇心が旺盛であることという答えができるかもしれません。好奇心と言っても知的好奇心の方ですが。現代は情報が氾濫しています。顧客との税務相談でもその内容は多種多様です。そのような多岐にわたる相談にも乗っていかないといずれは顧客も離れていってしまうでしょう。できるだけ間口を広げた対応のできる税理士が現代に求められていると言ってもいいかもしれません。更につけ加えるとすれば、状況の変化に対応できる順応性を挙げてもいいかもしれません。情報が氾濫していると言いましたが、その情報もめまぐるしく変わることが往々に起こり得る時代です。税理士にとって大切な関係法令も改正の嵐です。最近の大きな改正と言えば、平成14年施行された税理士法しかりです。税法に至っては、改正の都度今までの計算基準と改正後の基準の両方を正確に把握しなければなりません。連絡手段の変化も同様のことが言えます。昔ながらのfax、郵送だけでは期限ある仕事では取り残されてしまいます。処理手段もしかりです。次々と便利なツールができてきます。有効に使って業務効率を図っていかないとコストパフォーマンスで後れを取ってしまいます。現代でも通用する「時は金なり」を改めて考え直していく必要があるのではないでしょうか。

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